アントシアニン

アントシアニンは、目の機能を高める成分として知られています。視神経の働きは、網膜で分解と再合成を繰り返しているロドプシンという色素に支えられています。アントシアニンにはロドプシンの再合成を促す作用があるため、眼精疲労や視力低下の改善、網膜の病気の予防などに効果があります。
アントシアニンは、動脈硬化の予防や血圧のコントロールにも有効。血圧を上昇させる酵素の働きを抑え、さらに血液に含まれる血小板の凝固を防いで血管をしなやかに保つ効果があるからです。じん帯や腱を丈夫に保つ作用や抗炎症作用、肝臓の機能を高める働きも認められており、さらに臨床試験や動物実験から、血栓をできにくくしたり、脳血管障害や心筋梗塞を予防したりするのに役立つこともわかっています。また、すぐれた抗酸化力もあるため、老化防止やがんなどの生活習慣病を防ぐ効果も期待されています。

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