カテキンには、ビタミンC やEより強い抗酸化作用があります。体内では細胞膜の酸化を防いでがんの発生を予防。さらにがんの転移の原因となる血液の凝固を抑える働きがあることもわかっています。
→消化器系のガンを抑制するお茶の渋み成分でもカテキンのガン抑制効果を紹介されています。
コレステロールの原料となる胆汁酸の排泄を促してコレステロール値の上昇を抑えるほか、血圧や血糖値の上昇を防ぐ作用もあるため、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの予防・改善にも効果を発揮します。
強い殺菌力をもつこともカテキンの特長のひとつ。食中毒を引き起こす黄色ブドウ球菌やボツリヌス菌、O157 のほか、院内感染のもとであるMRSA、胃の病気の原因となるピロリ菌などにも有効です。かぜやインフルエンザなどの感染症から体を守る抗ウイルス作用もあります。また、虫歯や口臭を防いだり、腸内の有用菌を増やして腸の働きを整えたりするのにも役立ちます。
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