とうがらしの辛味成分であるカ プサイシン は、ダイエット効果があることでよく知られています。体内に入ったカブサイシンは、中枢神経を刺激してアドレナリンを放出させ、脂肪分解酵素を活性化。
カプサイシン
カプサイシンは、唐辛子(チリペッパー)に含まれる辛味成分で、健康やダイエット、美容にも注目されている成分です。
そのためエネルギーの代謝が盛んになり、体内にたまった脂肪の分解も進んでいきます。運動で脂肪を燃焼させるには一定の時間動き続ける必要がありますが、カブサイシンによる脂肪の燃焼は、食べた復すぐに始まります。
料理にカブサイシンの辛味が加わると、塩分を減らしてもおいしく食べられるようになります。その結果、塩分のとり過ぎを防ぎ、高血圧の予防に役立ちます。
また、ウイルスなどから体を守る白血球の働きを高め、免疫力をアップする作用もあります。舌や胃を刺激して食欲不振を改善するほか、胃や腹の内部の殺菌、老化防止、健胃作用など、さまざまな働きをもっています。
プサイシンの主な効能
1. 脂肪燃焼促進(ダイエット効果)
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カプサイシンは交感神経を刺激し、アドレナリンの分泌を促進。
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その結果、体脂肪が分解されやすくなり、エネルギーとして使われやすくなります。
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「代謝を上げて脂肪を燃やす」働きが期待されており、ダイエットサプリなどにもよく使われています。
2. 血行促進・冷え性改善
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体を内側から温める作用があり、冷え性や肩こりの改善にも役立ちます。
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末梢血管の拡張により、血流が良くなることで酸素や栄養の巡りも改善。
3. 食欲増進・消化促進
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適度な刺激で胃液や唾液の分泌を促進し、食欲をアップ。
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代謝だけでなく、消化吸収をサポートする面もあります。
4. ストレス緩和・幸福感の向上
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カプサイシンの刺激で脳内からエンドルフィン(快感ホルモン)が分泌され、ストレス緩和や気分の高揚につながることも。
注意点と副作用
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過剰摂取は胃腸を刺激しすぎて、胃痛や下痢の原因になることがあります。
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空腹時の摂取は避けるほうが無難。
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痔のある人や胃腸の弱い人には刺激が強すぎる可能性があります。
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辛味が苦手な人はサプリメントで摂取する方法もあります。
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