豚肉

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日本人の主食である白米は糖質は豊富ですがビタミンB1があまり含まれていません。しかし、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1は欠かせない栄養素です。豚肉にはそのピタミンB1が豊富で、含有量は牛肉の10倍以上。疲労回復にも効果を発揮します。血管をしなやかにする良質のたんばく質もたっぷりで、動脈硬化の予防に役立ちます。ビタミンB2やナイアシンなどそのほかのビタミンB群のほか、鉄や亜鉛、カリウムなどのミネラルも多く含まれています。

寄生虫がいる恐れがあるので、中まで十分に火を通します。ビタミンB群は水溶性なので、煮物の場合は煮汁ごと食べるとよいでしよう。バラやロースは脂質が多いので、肥満やコレステロール値が気になる人は要注意。

にらやにんにくなどと組み合わせると、アリシンの作用でビタミンB1の吸収率がアップ。豊富なたんばく質にビタミンCの多い野菜を加えれば、美肌効果も期待することができます。また、肉をたくさん食べると体内に疲労物質が増えますが、クエン酸をとることでそれを防ぐことができます。肉料理には柑橘類や酢を添えるようにしてみましょう。

つやのある淡いピンク色のものが良質。ラップで包み、冷蔵庫で保存します。