えびの甘味をつくつているのが、ベタインやグリシンなどのアミノ酸。ベタインは糖尿病の予防、グリシンは美肌づくりやコレステロールの低下に効果があります。
同様にコレステロールを下げる働きをもつ、タウリンやシトステロールなどの成分も含まれています。また、殻には骨をつくるカルシウムがたっぷり。食物繊維の一種で免疫力強化や老化防止作用の高いキチン質や、抗酸化力が高くがん予防に役立つアスタキサンチンなどが含まれていることも見逃せません。
えびの殻にはカルシウムやキチン質がたっぷり。小さめのものは、殻ごと素揚げやフライにするとよいでしょう。車えびなどの殻は、抽でじっくり揚げればおつまみになります。
タウリンと相性のよい栄養素は食物繊維です。根菜やきのこ・海藻類、果物などと一緒にとると、タウリンのコレステロール低下作用が高まります。また、殻付きのえびは、ビタミンDが豊富な魚介類やきのこと組み合わせて。カルシウムの吸収率がアップし、骨租しょう症の予防・改善に有効です。
殻付きのものは、頭の付け板がしっかりしていて、透明感のあるものが新鮮です。むき身の場合は、身がふっくらとしていてはりがあるものを選びましょう。
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