心筋梗塞・狭心症 積極的に摂るべき食べ物 控えたい食べ物

心筋梗塞・狭心症 積極的に摂るべき食べ物 控えたい食べ物 を紹介します。心筋梗塞や狭心症は、心臓の筋肉(心筋)に酸素や栄養を送る冠動脈に動脈硬化が起こり、心筋が酸素不足になるために発症します。 動脈を健康な状態に保つには、まず、コレステロールや飽和脂肪酸の多い肉類、卵を控えること。たんばく質や脂質はできるだけ魚や豆類からとるようにします。 塩分は1 日10g以下に。過剰な塩分は血圧を上げ、動脈硬化を進行させる原因となるからです。反対に、コレステロールを減少させる食物繊維、ピタミン、ミネラルは日頃からたっぷりとることを心掛けましょう。 効果的な栄養素と食品は、

  • 水溶性食物繊維(海藻類、モロヘイヤ、きくらげ)
  • ビタミンC ( いちご、ブロッコリー)
  • ビタミンE ( アーモンド、かぼちゃ)

控えたい食品は、卵黄などコレステロールを多く含む食品、バターや肉類など飽和脂肪酸を多く含む食品などです。塩分も過剰摂取は厳禁です。 I P A ( いわし、さば、はまち)

積極的に食べたい食品(心臓にやさしい)

食品カテゴリ 食品例 効果
青魚 サバ、イワシ、サンマ、アジ DHA・EPAが血液をサラサラにし、動脈硬化を予防
野菜類 ブロッコリー、ほうれん草、にんじんなど 食物繊維・抗酸化物質が豊富で、血圧や血糖のコントロールに有効
果物類(適量) りんご、バナナ、ブルーベリーなど カリウム・ポリフェノールが血管を保護(果糖の摂りすぎに注意)
海藻・きのこ類 わかめ、ひじき、昆布、しいたけなど 食物繊維がコレステロールの排出を助け、腸内環境を整える
大豆製品 納豆、豆腐、味噌 イソフラボンや良質たんぱく質で心血管を保護
オリーブ油・えごま油 調理・ドレッシングに使用 不飽和脂肪酸で悪玉コレステロールを低下
全粒穀物 玄米、全粒粉パン、オートミール 食物繊維で血糖やコレステロールの急上昇を抑える

心臓病の基礎知識