ペット好きのオウム病

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「オウム病」と聞いてドキッとした人もいるかもしれません。これは病気である。これはオウム病クラミジアという微生物から感染しておこる肺炎で、ペットから移る病気ですが、19 世紀末にはじめて発見されたとき、たまたまその感染源がオウムからだったということからこの名がつきました。

だからといってオウムだけが感染源なのではなく、カナリヤ編や文鳥など、また鳥に限らず犬、猫、牛などの哺乳動物も感染します。

ペットの糞や尿などから吸入感染するのですが、このところの ペットブームで人間への感染が問題にされ始めたのです。やっかいなのが、人間がこれに感染した場合に誤診を招きやすいことです。

というのも、初期症状は軽くせき込む、微熱が続くといった程度で風邪の症状とまちがえられやすいからです。しかし、症状が悪化すると肺炎や髄膜炎を起こし、発熱や嘔吐、下痢などを伴い死亡するというケースも報告されているほどです。

もし、「風邪かな〜」と思ったとき、飼っている小鳥も元気がなかったら「、飼い主と一心同体か」などとのんきに感心する前にちょっと疑ってみたほうがいいでしょう。

あくまでも素人判断は避けて、早めに病院に行きましょう。その際、お医者さんに小鳥を飼っていることを告げ、血清検査(血液を放置した時にできる、薄黄色の透明な液を血清という。ここに含まれた免疫抗体を調べる検査のこと) をしてもらうことです。

ちなみに、オウム病は人から人へは感染しません。しかし、ペットをかわいがるのもほどほどに。口移しにエサをやるなどは慎んだほうがよさそうです。

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